All of Me

作詞:

作曲:

Billie Holiday

曲について

6年前に鎌倉市腰越学習センターで”ジャズを歌う会”を開催しました時に

ご紹介しました1曲目が”All of me”でした。

それ以来何度も、、毎月のように何度も歌っていただきました。

この曲を基礎にいろんなジャズ・スタンダードを歌っていただくと

良いかと思ったんです。

1931年にジェラルド・マークスとセイモア・サイモンが作詞、作曲。

ルイ・アームストロングやフランク・シナトラ等沢山のミュージシャンがレコーディングをして

ヒットチャートに載った曲です。

最初は”なぜ私のすべてを奪ってくれないの?”と暗い感じで始まる”All of me”。

きっと私が女性なので女性の立場でこの曲のイメージを描くと

好きな男性がいて、、

自分の思いが伝わって  

やっとデートもできるようになったのに、、

彼はもう私には興味がなくなってしまった、、、

そんな過去のお話を語っている、、

もう終わって少々吹っ切れている女性の感情を歌っているかのように

最後の歌詞”なぜ私のすべてを奪ってくれないの?”は明るいトーンで

終わっているのが興味深いです。

この恋に悔いなし、、良い人と出会えて

良い時間を過ごせたんだ~、、、と気持ちを切り変えしているのでしょうか、、、

この曲の訳詞をご紹介したいと思います。

訳詞

”私のすべて”

私のすべてを、、なぜ奪ってくれないの?

わからないの、、

私は貴方無しではうまくやっていけないという言うのに、、

私の唇を奪ってよ、、

唇を失いたいの、、

私の腕も奪って、、

もう貴方以外の人を誰も抱きしめない、、

貴方が言った”さよなら”に

私は目から涙があふれ

ただただ泣くばかり

どうやってこれから貴方無しでやっていけば良いの?

私のハートを貴方は奪ってしまったというのに

何故、、私のすべてを奪ってくれなかったの?

Lyrics (引用)

”All of me”

Why not take all of me?

Can’t you see 、、I’m no good without you?

Take my lips, I want to lose them



Take my arms, I’ll never use them

Your goodbye left me with eyes that cry

How can I go on, dear, without you?

You took the part that once was my heart

So why not take all of me?

*英語歌詞はThe real vocal bookからの引用