It Could Happen to You

作詞:

Johnny Burke

作曲:

Jimmy Van Heusen

曲について

いきなり”It”で始まる歌詞に
それは何??と思いながら
だいたいの答えはわかっていても
答えが明記している記事があると
とっても嬉しいものですね、、

こんな記事を見つけました
”Jimmy Van Hausenが
色鮮やかなベースラインを作って
明るくリラックスできる曲想となり、カジュアルで
かっこいい1曲となっているがその一方で
Jhonny Burkeの歌詞が感情に走りがちな傾向を
避けるために誘惑されやすい人々に警告を
促して、”恋愛”を”It”と表している。”

そんなこの曲の批評も参考に和訳してみました。

”It”をどう日本語で表すか、、

”それは、、”と訳すとなんだかわかりませんが
英語の歌詞だと
”It”だと直接的でなく
思わせぶりな表現もあって
面白いですね。
想像が膨らみ
歌詞も”おしゃれな1曲ですね。”

私はこの曲を3年前のニューヨークマンハッタンで開催されています

”バリー・ハリスワークショップ”に参加していた時に

ふらりと現れた先月亡くなられたフレディ―・コール(ナット・キング・コールの弟)が

この曲を弾き語りをされ強烈な印象、、大好きになった曲です。

感激して彼にワークショップの後話かけた時のこと

他のブログ記事で何度か書きましたが

もう周りにも人がいなくてコール氏はお一人でいたので

最後彼と握手した時に

ワークショップの常連の参加者の年配の白髪の女性が

どこからかやって来て

”(やすやすと)彼に触らないで!”と引き離された時のことも

強烈な印象が残り、、彼女の表情も少しにこやかでしたが

ジャズミュージシャンでレジェンドと尊敬されている方々の

存在がまぶしく、また人々が彼らに向ける尊敬の気持ちが

素晴らしいと思いました。

まさしく私にとって”会ってみたい人に会えた”

”And it happened to me”の経験でした。

訳詞


”It could happen to you"

Hide your heart from sight
貴方の心を隠して

Lock your dreams at night
夜には貴方の夢も封印しても

It could happen to you
愛を確かめ合う出来事が
貴方に起こるかもしれない、、

Don't count stars
Or you might stumble
星の数を数えてながら歩かないでね
つまずいてしまうかも、、

Someone drops a sigh
And down you tumble
誰かがため息をつくのを気にしていたら
ころげてしまうかも、、

Keep an eye on spring
春がやって来るわ!注意して

Run when church bells ring
教会の鐘が鳴ったら駆け出して!

It could happen to you
愛を確かめ合う出来事が
貴方に起こるかもしれない、、

All I did was wonder
How your arms would be
私は 貴方に抱きしめられたら
どんな風になるんだろうって思っていたのよ

And it happened to me
そうしたら
その事が私に起こったのよね!

Lyrics (引用)

Just in time, I found you just in time
Before you came my time was running low
I was lost, the losing dice were tossed
My bridges all were crossed, no where to go

Now you're here, now I know just where I'm going
No more doubt or fears I've found my way
For love came just in time, you found me just in time
And changed my lonely life that lucky day

Now you're here, now I know just where I'm going
No more doubt or fears I've found my way
For love came just in time, you found me just in time
And changed my lonely life that lucky day

*英語歌詞はThe real vocal bookからの引用