日本でも大人気だった
Audrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)の
代表作”ティファニーで朝食を”の挿入歌”Moon River”の
和訳をご紹介いたします。
作曲はHenry Mancini
(代表曲に酒とバラの日々、
ピンクパンサーのテーマ、
ロミオとジュリエット、シャレード等々)
作詞はJohnny Mercer
(代表曲に酒とバラの日々、
枯葉、、スカイラーク等々)
ヒットメーカーのお二人がAudrey Hepburnが
”ティファニーで朝食を”の映画で歌うために作り
1962年グラミー賞を獲得しています。
結果的にはすべて良しだったのですが
映画公開前に配給会社の”Paramount Pictures"が
Moon Riverのインスト演奏は良いけれどヘップバーンの
歌入りのはダメ!と反対したところ
ヘップバーン自身が自分自身と自分のこの歌のために
”自分の目が黒いうちにはそれは絶対に許さない!”と
主張してこの”Moon River”が世に出て絶大な支持を
得ることとなったそうです。
歌詞を書いたMercer氏はこの歌の中で
ジョージア州サヴァンナの町の河岸で過ごした
子供時代を偲んでいると言われています。
そんな懐かしい故郷からニューヨークやハリウッドの
ショウビジネスの世界に飛び込み、
彼の従弟も同じキャリアを従事たそうです。
それがTwo driffters(二人の流れ者)を表していて
ショウビジネスで成功して故郷の河をいつか渡ろう、、
(I'm crossing you in style someday)
という意味だという説があります。
ハックルベリーは
彼が子供ころハックルベリーを夏によく摘み
そのハックルベリーとマーク・トウェインが書いた
ハックルベリー フィンの冒険という
小説のタイトルの名前を絡めて使っていると言われています。
歌詞の流れからいくとハックルベリー・フレンドは友達ではなく
”Moon River”の事なのでしょうね。
今でもニューヨーク、マンハッタンにあります
ティファニー本店には彼女の大きなポートレート写真が
飾られています。
”ムーン・リバー”
ムーン・リバー
1マイルより広く
いつか貴方を私のやり方で
渡ってみせるわ
昔は夢を持たせてくれていた
貴方に心を傷つけられても
貴方がどこに行こうと
私はついていくわ。
二人の流れ者が
世界を見に旅に出る
見るべき世界が本当にいっぱいある
私たちは同じ虹が出ている場所を 追っているのね。
その曲がり角あたりで
待っていてくれている
私のハックルベリーの友、
ムーン・リバーと私
”Moon River”
Moon River,
Wider than a mile
I’m crossin’ you in style someday
Old dream maker,
You heart breaker,
Wherever your goin’
I’m goin’ your way
Two drifters off to see the world,
There’s such a lot of world to see
We’re after the same rainbow's end
Waitin’ round the bend,
My huckleberry friend,
Moon River and me.