以下は”Jazz Sandards.Com”からの引用です。
http://www.jazzstandards.com/compositions-1/youdbesonicetocomehometo.htm
1943年に公開された映画”Something to Shout About”で演奏された
“You’d Be So Nice to Come Home To.”はアカデミー賞にノミネートされた
歌でした。フランク・シナトラなどに歌われたが
最もヒットしたのはダイナ・ショア―(Dinah Shore)が
ポール・ウェントンオーケストラで歌ったものでした。
作詞、作曲はコール・ポーター。
”この曲の切ないメロディーと歌詞が戦争のために
離れ離れになっている何百万人の恋人たちに
瞬時に訴えかけて一緒に過ごしたいという気持ちを
呼び起こす、、”というレビューが書かれていたようです。
実は”You'd be nice to come home"にはバースがあって
“It’s not that you’re fairer...It’s not that you’re rarer...
No, my darling, this is the reason why you’ve got to be mine.”
訳すと
”君がブロンドだからじゃないんだ、、
君がほかの人より素敵だからじゃないんだ、、
ねえ、ダーリング、君が僕のものでなければならないのは
こういう理由なんだよ、、”
というようなバースがついていて
これは単なる口説き文句を意図としていて
要するに、、軽い歌詞、、とみなされ
ミュージシャンには演奏されていないそうです。
離れ離れになっている恋人たちへの
ラブソングとしてヒットして
世代を超えてこの歌は共鳴を呼んでいる、、
そういう曲に
演奏者や聴衆にも育てられた1曲なんですね。
”You'd be nice to come home”は
”君が(戦地から)僕が帰ってくるのを待っていたら
どんなに素晴らしいだろう、、”
いろんな説がありますが時代背景から考えて
この訳詞がしっくりくると思います。
ある意味プロポーズの言葉ですね。
君が待っていてくれたらうれしい
君が暖炉のそばにいてくれたら、、なんて素敵なんだろう
そよ風が空高く吹いて
子守歌を歌っても
君が僕の心が求めうる全て
冬の冷え込んだ星空の下でも
8月の燃える月の下でも
君はなんて素敵なんだろう
君が待っていてくれて
そして僕の愛する人であるなら
とても幸せなんだ
”You'd be so nice to come home to”
You'd be so nice to come home to
You'd be so nice by the fire
While that breeze on high sang a lullaby
You'd be all my heart could desire
Under stars chilled by the winter
Under an August moon burning above
You'd be so nice
You'd be paradise
To come home to and love